2011年07月08日
中古住宅を買って建替える場合のレアケース
中古物件を購入して建替える場合に、最近では地盤の状態を調べる
ケースが増えいますが、防空壕が地下にある場合があります。
そんなまれにあるケースの事例です。
藤沢市内の某所の物件です。
近くの施設で、戦争中に飛行場として使用していた工場敷地が
ありました。その関係で空爆が多くあったのではないかと思います。
その為に、防空壕が多く掘られていました。 市役所に行くと
調べられるそうです。
こちらが、お客様が購入した中古物件です。
設計も全て終りいよいよ解体を始めたところ、なんと地盤下に防空壕が
出てきました。 人が立って歩けるほどのものです。
藤沢市役所方とお施主さんと弊社と立会いをしました。
夢のマイホームがどうなってしまうのか・・・・・
結論は、 藤沢市役所が公費にて全てを発泡コンクリートで
埋めていただけるとの判断で、お施主様には費用負担が
発生しませんでした。ただし、調査から埋めるまで1ヶ月ほど
かかりました。
その後は、問題なく完成しまして、快適にお住み頂いております。

建築には、色々な要因があります。しっかりした建築計画で望みます。
Posted by 菊池建設 藤沢 at 12:19│Comments(0)