2012年07月06日
ホタル、一匹
例年6月になると、家族で、自宅近くの里山のような県立公園に、ホタルを見に行きます。
今年は6月が慌ただしく、7月に入ってようやく見に行くことができました。
この県立公園は自然環境を大切にしているため、夜になると公園内は一切照明が灯りません。
暗い森の中の木道を、私と子ども二人の三人で、懐中電灯で道を照らしながら歩きます。
15分ほど歩いて、林の縁、田んぼ沿いの小川に着きました。
毎年結構ホタルがいる場所なのですが、この日は一匹もホタルが見当たりません。
いつもホタルの時期に多くの人で賑わう場所ですが、全く人影もありません。
少しがっかりする子どもたちに、「今年は来る時期が遅かったかもしれない。
でも、湧水の池の方にいるかもしれないから、行ってみよう」と話し、更に15分ほど歩きます。
「とうたん、怖い、お家に帰ろうよ」という娘を励まし、肩車しながら歩き、湧水の池に到着。
その時。息子が「あっ、あそこにいる!」と空を指さしました。
湧水の池の上に、木々の上にぽっかり空いた薄暗い空を一匹のホタルが飛んでいます。
明るく、光を点滅させながら。他には全くホタルは見当たりません。
「きっと、寝坊すけのホタルだね。」などと話ながら、三人でホタルの様子を眺めました。

あの一匹のホタルは、その後、他の仲間たちと会えたでしょうか?
今年は6月が慌ただしく、7月に入ってようやく見に行くことができました。
この県立公園は自然環境を大切にしているため、夜になると公園内は一切照明が灯りません。
暗い森の中の木道を、私と子ども二人の三人で、懐中電灯で道を照らしながら歩きます。
15分ほど歩いて、林の縁、田んぼ沿いの小川に着きました。
毎年結構ホタルがいる場所なのですが、この日は一匹もホタルが見当たりません。
いつもホタルの時期に多くの人で賑わう場所ですが、全く人影もありません。
少しがっかりする子どもたちに、「今年は来る時期が遅かったかもしれない。
でも、湧水の池の方にいるかもしれないから、行ってみよう」と話し、更に15分ほど歩きます。
「とうたん、怖い、お家に帰ろうよ」という娘を励まし、肩車しながら歩き、湧水の池に到着。
その時。息子が「あっ、あそこにいる!」と空を指さしました。
湧水の池の上に、木々の上にぽっかり空いた薄暗い空を一匹のホタルが飛んでいます。
明るく、光を点滅させながら。他には全くホタルは見当たりません。
「きっと、寝坊すけのホタルだね。」などと話ながら、三人でホタルの様子を眺めました。

あの一匹のホタルは、その後、他の仲間たちと会えたでしょうか?
Posted by 菊池建設 藤沢 at 09:58│Comments(0)