2013年03月08日
はる、ハル、春
冬をこしたタマネギがこのところの暖かさで
一気にたくましくなってきました。
まわりを見渡すと菜の花も咲いてきました。
これから畑はにぎやかになります。
ここで呑気にブログなど書いてる場合じゃない。
今日は天気もいいし畑日和です。
畑に行こう~っと!
Posted by 菊池建設 藤沢 at
12:50
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2013年03月08日
耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)
梅花が満開となり、彩りも鮮やかで、香りも芳しい季節となりました。

1月から3月にかけて、受験シーズンでした。受験生は、ようやく一段落した頃ですね。
大変だった日々を振り返りながら、今しばらく、ゆっくりとお休みください。
結果は様々だったことと思います。歓喜、落胆、後悔、達成感、満足、反省等々。
それでも、目標に向かって、努力をし、頑張ってきた姿は、自身も、周囲の人々も
知っているはずです。どうか自信をもってください。
合格された方は、厳しく大変な努力の末の勝利を喜びながら、また次のステップを
しっかりと踏み出していきましょう。合格に届かなかった方は、自身の努力、そして、
悔しさや反省点を噛み締めながら、今後に活かしていきましょう。
1回の受験が人生の全てを決めるわけではありません。
自分なりのこだわりや生き方、方向性を大切にしながら、信頼できる人々と共に
日々歩み続けることが肝要です。気張りすぎず、しかしながらたゆまずに、
一歩ずつ踏み出していきましょう。

幕末から明治維新にかけて活躍した西郷隆盛は、号を南洲と言いますが、
彼が甥の政直(まさなお)に贈った「示外甥政直」という五言律詩の漢詩があります。
示外甥政直 外甥(がいせい)政直(まさなお)に示す
一貫唯唯諾 一貫、唯唯(いい)の諾
従来鉄石肝 従来、鉄石(てっせき)の肝
貧居生傑士 貧居(ひんきょ)、傑士(けっし)を生み
勲業顕多難 勲業(くんぎょう)多難に顕(あら)わる
耐雪梅花麗 雪に耐えて梅花麗(うるわ)しく
経霜紅葉丹 霜を経て楓葉(ふうよう)丹(あか)し
如能識天意 如(も)し、能(よ)く、天意を識(し)らば、
豈敢自謀安 豈(あに)敢(あえ)て、自から安きを謀(はか)らむや
(解釈)
一旦宜しいと引き受けたことは、ただひたむきにやり通さなければならない。
鉄や石のような胆力は、それを変えてはならない。
傑出した人間は、質素な暮らしをした者の中から現れ、
偉大な功績は、多くの困難を経て成し遂げられるものである。
厳しい冬の雪に耐えてこそ、梅の花は麗しく咲き、
秋の冷たい霜を経てこそ、楓の葉は真赤に紅葉する。
もしこれらの天意が理解できたのなら、
安楽な生き方などどうして出来ようか。
有意な人材である甥の政直に期待すればこそ、南洲翁らしく、
自身に厳しい姿勢や生き方を、漢詩にして説いています。
この漢詩の中の、「耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)」の部分が
よく慣用句として用いられます。厳しい冬の雪に耐えてこそ、
梅の花は麗しく咲くのです。
間もなく、東日本大震災から2年となります。
被災地の復興の歩みは遅々としており、厳しさは依然として続いていますが、
復興の過程で、ようやく現地の方々に笑顔が戻りつつあります。
被災地にも、間もなく、梅花や春の花々が美しく咲き乱れることでしょう。
多くの人々にとって、良い春となりますように。


1月から3月にかけて、受験シーズンでした。受験生は、ようやく一段落した頃ですね。
大変だった日々を振り返りながら、今しばらく、ゆっくりとお休みください。
結果は様々だったことと思います。歓喜、落胆、後悔、達成感、満足、反省等々。
それでも、目標に向かって、努力をし、頑張ってきた姿は、自身も、周囲の人々も
知っているはずです。どうか自信をもってください。
合格された方は、厳しく大変な努力の末の勝利を喜びながら、また次のステップを
しっかりと踏み出していきましょう。合格に届かなかった方は、自身の努力、そして、
悔しさや反省点を噛み締めながら、今後に活かしていきましょう。
1回の受験が人生の全てを決めるわけではありません。
自分なりのこだわりや生き方、方向性を大切にしながら、信頼できる人々と共に
日々歩み続けることが肝要です。気張りすぎず、しかしながらたゆまずに、
一歩ずつ踏み出していきましょう。

幕末から明治維新にかけて活躍した西郷隆盛は、号を南洲と言いますが、
彼が甥の政直(まさなお)に贈った「示外甥政直」という五言律詩の漢詩があります。
示外甥政直 外甥(がいせい)政直(まさなお)に示す
一貫唯唯諾 一貫、唯唯(いい)の諾
従来鉄石肝 従来、鉄石(てっせき)の肝
貧居生傑士 貧居(ひんきょ)、傑士(けっし)を生み
勲業顕多難 勲業(くんぎょう)多難に顕(あら)わる
耐雪梅花麗 雪に耐えて梅花麗(うるわ)しく
経霜紅葉丹 霜を経て楓葉(ふうよう)丹(あか)し
如能識天意 如(も)し、能(よ)く、天意を識(し)らば、
豈敢自謀安 豈(あに)敢(あえ)て、自から安きを謀(はか)らむや
(解釈)
一旦宜しいと引き受けたことは、ただひたむきにやり通さなければならない。
鉄や石のような胆力は、それを変えてはならない。
傑出した人間は、質素な暮らしをした者の中から現れ、
偉大な功績は、多くの困難を経て成し遂げられるものである。
厳しい冬の雪に耐えてこそ、梅の花は麗しく咲き、
秋の冷たい霜を経てこそ、楓の葉は真赤に紅葉する。
もしこれらの天意が理解できたのなら、
安楽な生き方などどうして出来ようか。
有意な人材である甥の政直に期待すればこそ、南洲翁らしく、
自身に厳しい姿勢や生き方を、漢詩にして説いています。
この漢詩の中の、「耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)」の部分が
よく慣用句として用いられます。厳しい冬の雪に耐えてこそ、
梅の花は麗しく咲くのです。
間もなく、東日本大震災から2年となります。
被災地の復興の歩みは遅々としており、厳しさは依然として続いていますが、
復興の過程で、ようやく現地の方々に笑顔が戻りつつあります。
被災地にも、間もなく、梅花や春の花々が美しく咲き乱れることでしょう。
多くの人々にとって、良い春となりますように。

Posted by 菊池建設 藤沢 at
09:50
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